育てるチカラ
イロイロiroiroいろいろな画像を印刷できるスグレモノのプリンターを誕生日プレゼントに買ってもらい、使いこなすべく毎日ニヤニヤしながら、
あーでもないこーでもないと触っています(*Ü*)
機械があっても、あとはセンスの問題なのでそこんとこは、想像力があっても形に出来るか不明なのであります‥‥が‥‥
毎日、いろんなこと想像します。予想だったり妄想だったり(笑)
思い描くチカラは誰しも持っているもので、使う場所もそれぞれ違いますね
今まで出会ってきた人や物、環境により思い描くチカラの育ち具合も変化するのでは、と夜中に考えてみました
両親の影響も大きかったのですが、私にはもう一つ宝物があります
小学6年のときに「クレヨンマジック」という本を読みました。(作/舟崎克彦さん)
その本にはクレヨンの国に行けるおまじないが書いてあります。雨の日におまじないの言葉を紙飛行機に書いて飛ばすとポストに手紙が届く‥‥という(大まかですが^^;)
何度も読み、そーだ!私もチャレンジしよう!と思い立ち、雨になる日まで待ち試みました
何度も。小学6年ということもあり、親に言うと少し心配されるかな、とひっそりと作業した記憶があります
結局、手紙が届くことはなく
諦められなかった私は作者さんに手紙を書きました。「何度も試みたが、手紙が届かない」
どうやら、同じような手紙が相当作者さんの所に届いたようです。きっと私と同年代の人はいないはず^^;
手紙を送った後に後悔しました
恥ずかしいことしちゃったなぁと。
数ヶ月後くらいだったと思います。私宛にハガキが届きました。作者の舟崎克彦さんからでした。そこには「〇〇さん、お手紙ありがとう。あのクレヨンマジックは私がやってもめったにうまくいかないのです。すみません。お元気で」
少し丸文字 万年筆で書かれてました。
きゃーーーーお返事きた!!親に秘密で行動していたのも忘れ喜びを家族全員に伝えました、はい〜
今回、この事を書こうと思い舟崎克彦さんのことを調べたら、昨年の10月に70代でご逝去されていました。
また、この本のあとがきについてお話されている方がいらしたので転記させていただきます。
「この話のようにうまくいくケースはめったになくて、ぼくでさえ、それから同じことを53回やっていますが二度と再びクレヨンマジックにはかからないのです。ダメでもともとという人は試してください。でもダメでもいいじゃありませんか。何かこの世ならぬことが起こるにちがいないと期待する時を待てる人は、それだけでしあわせなんです。‥‥‥‥‥‥、54回目にはきっと、うまくいきますよ」
30年と少し前に、夢を見て行動し夢が叶わない事に対して憤りを感じ、手紙を書いてしまった自分を振り返り、やはり恥ずかしさを感じますが
同時にきちんと向き合ってくれた先生からのお手紙により、今の私もいるような気がします
次は私が育てる番です
想像力の種を摘まないで育てるチカラも身につけなくては!‥‥なんて、夜中に熱く語ってみました
私の宝物↑先生からのお手紙